クリスマスである。これまでの生涯で一番ユニーク且つ凄まじかったクリスマスは忘れもしない1995年のクリスマス。米ツアー、カーネギー公演の時だった。一度に300人を移動させなければならない。その飛行ルートもまた珍妙だった。思わずインディージョーンズのように赤線で引っ張って見たくなる。伊丹→福岡→ホノルル→MSP→LGAというもの。ハワイでの気温は30度。そしてNYでは氷点下10度。僅か20時間のフライトの末に体外気温40度差の世界をトラベルすることとなった。貴方は、日本の真冬の季節を真夏の地域で過ごしたことがあるだろうか。人間の身体とは面白いもので、現地の方は兎も角、長年12月を冬として過ごした人間には、仮令外気が30度でも、身体の微妙甚深の感覚は冬の針を指し続けている事が判る自分が居るものだ。
サーフィンするサンタクロース。
この国も宗教的に忙しい国だ。この国も。カトリック→仏教→神道と三つの教えを1週間のうちに次々と拝するのだから。
さて、明日は、このベートーヴェン改め、パンドラボックス出し物の最後の仕込みだ。その前にこの聖夜。一度また麓で寛ごう。
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